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骨盤の歪みセルフチェック

2018/06/11
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こんにちは。

前回は骨盤の構造について書かせていただきました。

今回も引き続き骨盤について書いていきますのでお付き合いください。

今回は骨盤の歪みのセルフチェックをご紹介していきたいと思います。

 

まず、なんで骨盤は歪んでしまうのか。

骨盤が歪んでしまう原因、歪めてしまう行為ですが、それは日常生活・日々の何気ない行動・習慣が大きく関係しています。

日頃の立ち姿勢、座り姿勢、足を組む、胡坐をかくなどの癖、外反母趾など多くの要素で骨盤は歪んでいきます。

こんなことで歪むの⁉と思われることや、普段当たり前のように行っている行動、無意識にしてしまう癖などが原因なので自身の骨盤が歪んでいることに気が付いていない方や自分は大丈夫と思い込んでしまっている方、歪んでいる状態がどんなものかわからない方が多数いらっしゃいます。

そこで骨盤の歪みセルフチェックをご紹介します。

ご自身の骨盤が歪んでいるか、またどのように歪んでいるかをチェックしてみてください。

 

骨盤歪みチェック

①脚の開きチェック

床に座り両足を前に出す長座の姿勢をとります。リラックスして体の力を抜きましょう。それから足先の状態を見てみましょう。

そのときチェックするのがつま先の傾きです。基本は足の裏が真っすぐに前を向いて足の傾きが左右均等に少し外に開きV字になっている状態です。

どちらかが開きすぎていたり、内側に傾いていたりしている場合は、そちら側の骨盤が歪んでいることが考えられます。

両方開きすぎている場合はどちらの骨盤も開いている、両方内側に向いている場合は骨盤が入り込んで狭くなっている状態が考えられます。

さらにこれを仰向けに寝た状態でもチェックしてみてください。

また、骨盤が歪んでいる場合は足首の状態もズレていると考えてよいでしょう。

 

②片足立ちチェック

片足立ちを左右15〜20秒間行います。その際どちらかの足では静止することができなかった、静止できたけれど左右で安定性ややりやすさが異なった場合、できなっかたりやりにくかった側の骨盤が歪んでいることが考えられます。このように左右でバランスが異なる状態は骨盤の歪みだけではなく使われる脚の筋肉にも左右差が生じている状態にあります。

 

③足踏みチェック

広めで安全な場所で行ってください。

目を閉じその場で50回足踏みを行います。なるべく膝を高く90度くらいまでの高さに上げるように行ってください。

その後目を開け始めた位置からどのようにどの位移動したかをみます。

始めた位置よりも右側に移動した場合右の骨盤が、左側に移動した場合左の骨盤が歪んでいる可能性があります。

また、始めた位置より前進していた場合は骨盤が前側に歪んでいる・前屈している、後ろに下がっていた場合は骨盤が後ろ側に歪んでいる・後屈している可能性があります。

さらに、右回りに回転していた場合右側の骨盤が開いているか左側の骨盤が内に入り込んでいる可能性が、逆に左回りに回転していた場合は左の骨盤が開いているか右側の骨盤が内に入り込んでいる可能性があります。

 

④肩・腰の高さチェック

鏡などでなるべく全身が写るように自分の体を観察しましょう。

肩の高さは同じか、肩幅の広さは同じか、腰・骨盤の高さは同じか、膝頭は両足前を向いているか・高さは同じかなどをよく見てチェックしてください。

すべて同じであれば大丈夫、違いがあればどこがどのように違うかをしっかり認識してください。

 

先ずは自分の歪みがどのようにあるのかを認識することからスタートです。

定期的にチェックすることも大事です。そして日々の生活の中で歪めてしまいそうな行動がなんなのかよく考え、その行動をしないように心掛けてください。

 

次回はセルフで行う歪みを改善する方法や姿勢などをご紹介していきます。