最近のご相談
こんにちは。
今回は最近寄せられたご相談について書いていきます。
ご相談の内容は
「最近股関節が痛いまではいかないけれどかなりの違和感があって気になっている。週3回程ヨガに通ったり、家でも軽くストレッチしているけど・・・」
といる内容のご相談を40代女性から受けました。
まず気になるのは股関節自体の問題ですね。
特に女性は股関節に不具合が生じやすい骨格です。
更に閉経後はホルモンの分泌も変化します。更年期障害もホルモンバランスの崩れ、変化によるものです。
この分泌されるホルモンの変化により様々は不具合などが発生していきます。
更年期以降の不具合は男性は比較的内臓系に表れやすく、女性は骨・関節に表れやすいです。
女性の骨・関節に表れやすい代表はみなさんご存知「骨粗鬆症」「変形性膝関節症」です。
その他に手指の変形もあります。
なので、股関節にも影響が出てくることもあります。ある日突然歩けなくなってしまったという状況もありえるのです。
ご相談を受けたかたもそろそろ更年期始まりそうだということでしたのでこのような説明をさせていただきました。
このかたはヨガに週3回通っているそうなので胡坐脚で行うポーズはしないようにお伝えしました。
女性の骨盤の形状を考えると、胡坐はNGです。どんどん骨盤が広がり、内転筋もどんどん衰えていってしまいます。股関節にもかなり負担がかかる格好なのです。
そもそもヨガは男性が始めたものと言われています。その動作を同じように行うと中には胡坐のように女性には向かないものもあると思います。
ここだけの話ですが、整骨院を営んでいると様々な職業の方が様々なお悩みを抱えて来院されます。
女性でヨガのインストラクターをしているという方もいらっしゃいます。
女性でヨガのインストラクターをしていて来院されたかたのほとんどが腰痛・股関節痛のお悩みです。
ヨガもそうですがお家やお座敷での胡坐はやらないようにしてください。
間違ったストレッチ
ただやみくもにストレッチしても意味がありません。自分の体がどうなっているのか、どこにアプローチしたストレッチなのかなどよく考えてストレッチしてください。
ご相談者の方は一生懸命骨盤を広げる動作を行っていました。
このように体を動かせばいいという考えは意外に多くの方が持ち、不具合が生じたのが普段やっている行動、運動、些細な動作からということに気が付かず生活しています。
今一度自分の体と相談してみてください。