肌や軟骨にコラーゲン・・・？
皆さんこんばんは。
一段と寒くなってきましたね。もうすぐ12月です。
忘年会などもいつにする？なんて話題も出始めている時期ですね。
この時期はお鍋を囲む方も多いですよね。女子会や女性同士の忘年会などではコラーゲン鍋に目が向く方も多いはずです。
でも皆さん、コラーゲンとは何か理解しているのでしょうか。
コラーゲンを食べたら次の日お肌プルプル！化粧ノリがいい、肌の調子が良くなる！なんて思って食べている人ばかりでしょう。
また、サプリメントとしてコラーゲンを摂取しているかたもいるはずです。
コラーゲンがどういったものなのか、またコラーゲンを摂取したらどうなるか、コラーゲンは消化と吸収の過程でどう変化し吸収されるのかなんてことは考えるかたは少ないでしょう。またそれを理解したうえで摂取している人はほぼいないでしょう。
まず、コラーゲンとはタンパク質の一種です。
私たちが食べたものは、口から食道、胃、十二指腸、小腸へと運ばれていく過程でさまざまな酵素の力によって、より小さな物質へどんどん分解されていきます。大きいままでは体内に吸収できないからです。これが消化です。
先程お伝えしましたが、コラーゲンはタンパク質です。
タンパク質は消化によってアミノ酸やジペプチド、トリペプチドまで分解されてから吸収されます。コラーゲンは1〜3個のアミノ酸の形に分解され吸収されていきます。
なので・・・
口から食べたコラーゲンがそのまま吸収されて肌のコラーゲンになるなんてことはありません。
でも、分解産物は吸収されるのだから、それを原料にしてコラーゲンがどんどん作られるのでは？と期待する人もいるかもしれませんが、残念ながら、それもありません。
コラーゲンを摂取しても何の効果もないんだ、とがっかりするかもしれませんが、近年、コラーゲン由来ペプチドの効果を実証するさまざまな研究結果が発表されるようになってきました。今後期待できそうですね。
ただ、コラーゲン鍋を食べてもお肌プルプルにはなりませんので！！！
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